在宅医療のレセプト業務を遠隔代行、人材の採用・育成の負担を解消。

  • 診療所(クリニック)・ 調剤薬局

「NichiiConnect 在宅医療の医事課代行」は、在宅医療に関わるレセプト業務を、当社運営の集約センターから遠隔にて代行するサービスです。近年、在宅医療の必要性が高まっており、今後さらに拡大が続くことが予想されます。 一方で、在宅医療の診療報酬業務に対応できる職員の雇用・定着が非常に難しくなっています。
ニチイ学館は全国約8,000の医療機関との契約で得た知見とノウハウを活かし、在宅医療専門の医事集約センターを立ち上げました。
"医療事務の圧倒的な実績"を活かして貴院の在宅医療を支えます。お気軽にご相談ください。

こんなお悩みや課題を解決できます

人材の雇用・育成面の課題

  • 在宅医療を経験した医療事務スタッフが雇えない。
  • 外来担当のスタッフに在宅医療まで勉強・対応させるのは難しい。
  • せっかく育てたスタッフが退職・休職してしまった。
  • スタッフを確保できるかどうかという不安から解放されたい。


業務負担の課題

  • 在宅医療が急拡大して医療事務スタッフの負担が大きい。
  • 診療報酬請求以外の業務(契約書・請求書業務、駐車許可対応・配車管理業務、医師同行・診療補助業務など)も多岐にわたるため、スタッフの業務範囲を絞りたい。


業務品質の課題

  • 査定・返戻が多くなってきている。
  • 在宅医療が初めてで診療報酬や介護報酬の扱いが分からない。
  • 算定方法や最新の査定傾向・通達に関するアドバイスが欲しい。

ニチイならではの特長

01カルテの読み取りと日々入力

ニチイのスタッフがカルテの内容から診療内容を読み取り、日々算定入力を行います。月末の纏め入力ではないため、カルテ記載内容の確認が月末に集中しません。不明点を確認しながら、算定可能な点数を提案・入力します。
※診療件数が少ない場合は纏めて入力する場合もあります。

02査定返戻対応までお任せ

ニチイのレセプト業務は算定入力して終わりではありません。増減点連絡書をもとに査定返戻の内容を精査し、対応策や再発防止策の検討を行います。査定返戻対応までニチイのスタッフが責任をもって行うことで、PDCAサイクルを回して、業務の品質改善に取り組みます。また、ニチイ学館が契約している全国約8,000の医療機関で得た査定傾向情報なども活用し、査定の予防に努めます。

03より良い医事を作るための取り組み

医療機関様とニチイのスタッフとの間で、月1回程度の定例会議(Web会議)を行います。議題は査定傾向や対策、増点の可能性、業務円滑化に向けた役割分担の見直しなど、医療機関様ごとに様々です。より良い医事業務を作るために、業務開始後も話し合いを続けます。病院の医事課で改善活動を続けてきたニチイ学館ならではの文化です。

サービスの範囲・主な業務内容

  • 日常業務
    -カルテの記載内容を読み込み、 算定可能な項目を医事コンピュータに入力
    -病名漏れの確認
    -症状詳記が必要な個所を特定し、医療機関様にご記入依頼
  • 月末月初業務
    -独自設定のレセプトチェッカーでの機械点検
    -点検専門社員による目視点検と増点可能性の確認
    -査定・返戻対応
    -レセプトの最終化(総括)
  • Web会議での定例会(月1回程度)
    ニチイ学館が長年行ってきた病院での医療事務請負業務と同様に、
    課題と改善策の協議を医療機関様と繰り返し行っていきます。
    査定返戻の状況と傾向分析、対応策の立案、
    診療報酬改定動向の共有、点数算定方針の確認など、
    毎月協議を重ね、医療機関様と一緒によりよい医事を作っていきます。

遠隔医療事務サービス ~NichiiConnect~のお問い合わせ

導入事例や料金形態を含め、詳細をご説明いたしますので、以下の専用フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

お客様の声

お客様の声(開業医)

  • 開院当初は知人の開業医の事務の方に遠隔で手伝っていただきましたが、返戻の通知が来ると、「文章の意味が分からない。」というレベルでの困難さが付きまといました。依頼していた事務の方の業務が多忙となり、ニチイ学館を紹介していただきました。
     年間で約100名の新患が紹介され、100名を看取り、16km圏外の往診が過半数という特殊な診療所ですが、その特殊性に合わせて柔軟に対応していただいております。
     また、病名漏れや返戻レセプトの処理の他、レセプトの時期になると憂鬱であった諸問題も、相談にのってもらえる安心感があり大変助かっております。

お客様の声(医療法人社団医事課長)

  • 患者数の増加と急な退職が重なり人員確保が難しい状況の中、ニチイ学館様へ業務を委託させていただきました。
    事務の残業が減少し、育成に時間を費やすことができ、また、『NICHII医事ニュース』を配信していただけるので、いろいろな情報が入り非常に助かっております。毎月、定例会を開催することで、算定に関しての課題や情報共有の連携ができ、結果として損失を未然に防ぐこともできました。
     もし医事課で負担を感じている場合には、委託することは有効な手段だと思います。事務スタッフの負担減により業務に集中することが正確な収益につながるので今後も引き続き、お世話になります。

お客様の声(看護師副院長)

  • 当院の医療事務は未経験者ばかりでしたが、Nichii Connectを利用しながら査定の原因と対策なども丁寧に教えてもらい、1年でレセプトの流れや医療事務業務を一通りできるようになりました。
     疑問が出た時点でチャットで質問ができ、詳細を聞きたいときも電話ですぐ聞くことができました。月1回の定例会が勉強会になり、当院が困っている内容を議題にしていただけたのが大変良かったと思います。

導入の流れ

医療機関様のご要望に沿った、キメ細やかな業務設計を行います。

STEP01

お問い合わせ

お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
後日、当社担当よりご連絡します。
STEP02

現状のヒアリング

WEB会議にて、アウトソーシングを検討されている業務範囲やICT環境についてお伺いします。
サービスのカスタマイズについてもご相談をお受けします。
STEP03

仕様と見積書ご提示

サービス仕様とお見積りをご確認いただきます。
ご不明点や追加・変更などはご遠慮なくご相談ください。
STEP04

ご契約手続き

契約内容確認を経て、契約手続きを行います。
STEP05

サービスご提供準備

貴院より電子カルテ・医療会計システムのベンダーに対して、当社からのアクセスを可能にするように指示していただきます。この設定等に必要な費用は貴院にてご負担いただきます。
STEP06

サービスご提供開始

契約手続き・事前準備が完了次第、サービスのご提供を開始いたします。
STEP07

課題発見と改善

月一回程度を目安として、関係者によるミーティングでコミュニケーション面の課題や、査定返戻傾向および改善案について話し合います。

FAQ

どのような電子カルテや医事コンピュータが対応可能ですか?

クラウド型の電子カルテ・医事コンピュータのみ対応しております。クラウド型であっても利用に制約・制限がある場合もありますのでお問い合わせください。

医療機関とセンターとのコミュニケーションはどうやって行いますか?

当社指定のチャットツールを使用していただきます。緊急時のみ電話での対応も可能です。
医療機関様で指定のチャットツールをお持ちの場合、当社センターでの動作確認や
セキュリティチェックが必要になる他、追加の費用が発生する場合があります。

レセプト件数が月数十件と少ないのですが、対応可能でしょうか?

対応可能です。ご相談ください。

介護保険請求も対応可能でしょうか?

在宅診療に関わる介護保険部分など、一部対応可能ですのでご相談ください。
介護事業所の請求業務には対応しておりません。

業務開始までどの程度の期間が必要でしょうか?

モデルケースとしては導入の意思決定をいただいてから2か月程度ですが、業務範囲や内容に依存しますので一度ご相談ください。

レセプト点検のみの委託は可能ですか?

点検業務のみのご依頼は、集約センターではお引き受けしておりません。専門人材による目視点検をご希望の場合やレセプトチェックシステムをご検討の場合はお問い合わせください。

更新情報

  • 2024年7月20日(土)~21日(日):第6回日本在宅医療連合学会大会に出展
  • 2023年6月24日(土)~25日(日):第5回日本在宅医療連合学会大会に出展
  • 2023年6月01日(木):月刊新医療 2023年6月号に掲載いたしました。 「特集 遠隔医療システムの到達点と可能性」

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